開業支援実績

ギャラリークリニック銀座|ご契約者様インタビュー

※ 記事は2025年6月のものです。

クリニック紹介

ギャラリークリニック銀座

URL:https://gallery-clinic.com/ginza/
看護師/AMG代表・創業者:山田 Tina 様
診療科目:アートメイク/美容皮膚科
所 在 地 :東京都中央区銀座3丁目7-2オーク銀座 4F
竣工年月:2003年07月
対象面積: 33.22坪(109.8m²)

アートメイクで高い技術を持ったスタッフを抱え、他のクリニックでは難しいとされる施術も受けられるギャラリークリニック銀座。クリニックの中でスクールの事業も手がけており、優秀な人材の育成にも力を入れています。今回は銀座のクリニックを同じエリア内にて移転。看護師の山田Tina氏に、美容の激戦地である銀座をあえて選ぶ理由や、新しいクリニックのこだわりについてお聞きしました。

技術があるから、激戦区・銀座でも勝負できる

アットクリニック(以下AC):まずは移転の経緯をお伺いできますでしょうか?

元々六本木でスタートしたのですが、その後日比谷に移り、それから銀座にある以前のクリニックに移転しました。銀座に来てからは「当面はこの街でやっていきたい」と思うようになり、今回も最初から銀座のエリアで探していました。

銀座の物件の中でもここを選んだ決め手は駅近であることと、クリニックの前に人通りがあることです。何回かこの前を通ってみて、人の流れや昼と夜との違いなどを実際に目で見て確かめ、開業のイメージを掴みました。

あとはシンプルに建物やこの場所の雰囲気も気に入っていて、風水というわけではないのですが、何となく「気の流れが良い」と感じられたことも大きかったです。

AC:銀座は競合が多いエリアだと思いますが、その点はどのようにお考えでしたか?

確かに銀座は美容系のお店やクリニックがひしめく激戦区です。それでもやはり銀座という立地は外せないと思っていましたし、それ以外のエリアは最初から考えていませんでした。それに競合がどれだけいようとも、私たちはずっとアートメイクを手掛けていて実績がありますし、その領域で勝負できる自信はあります。

一般的には美容クリニックの中にアートメイクのベッドが1、2台あるという形だと思いますが、私たちのクリニックでは比率がその逆になっています。美容のベッドは1、2台で、メインとなるのはアートメイクです。それだけアートメイクに力を入れているというのが、私たちの強みになっています。

他のクリニックの場合、大半が眉とリップという2つのメニューでアートメイクのサービスを提供していると思います。それに対して、私たちのクリニックは、眉だけでも4種類、チャーミーアイライン、パラメディカル、ヘアなどアートメイクの施術部位の多さでは日本一だと思っています。

全国でも施術する方が少ないメニューがあるということで、激戦区に来てもお客様から選んでいただけるのではないかという思いはありました。

新しいクリニックに移転して稼働率がアップ

AC:移転後の率直なご感想をお願いします。

以前のクリニックはとても古かったので、やはりこちらの新しい建物に移って良かったと思っています。内装も綺麗になりましたし、何よりも立地が良くなったので、お客様にも非常に喜んでいただいています。

実際稼働率も上がったので、広さに関していうと「もう少し広くてもよかったかもしれない」と思うことはあります。ただ、今はこのベッドの数でしっかり稼働していくことを目標にしていて、現状かなり効率的に回せていると思います。

AC:この物件で開業された当初、何か不安に思っておられたことはありますか?

今申し上げたように、以前のクリニックに比べて物件サイズが小さかったので、お客様が入りきるのかという点を心配していました。以前はベッドが使われずに余っていることもあったのですが、移転後はそういったことも無くなりました。

一方で以前はベッドの数にゆとりがあったので、お客様の来院が重なってもあまり気にする必要はありませんでした。しかし今はベッドに空きが無い状態ですから、しっかりと考えて施術の時間帯を調整しなくてはなりません。

AC:新しいクリニックの内装のこだわりや、お気に入りのポイントを教えてください。

内装で意識したのが、落ち着いた空間にするということでした。以前のクリニックでも男性のお客様はいらっしゃったのですが、新しいクリニックは女性男性問わずに誰でも入りやすい雰囲気にしたいと思いました。

クリニックの内装にこだわった甲斐もあってか、こちらに移転してからは男性のお客様が増えました。アートメイクは最近になり男性のお客様にも認知されるようになってきました。世間的に脱毛なども男性の間で広まるのには時間がかかりましたから、これからさらにアートメイクのクリニックに通う男性のお客様は増えていくのではないかと期待しています。

今後どのメニューを伸ばすかで、必要な広さやレイアウトをイメージ

AC:今回の移転を振り返って一番大変だったことはなんでしょうか?

今回は物件を探すところが大変でした。まず銀座の物件数は全体として母数が少なかったですし、その中で良いと思った物件はすぐに埋まってしまっていました。空いている物件でも私たちが求めるサイズでなかったり、サイズ感が良くてもエアコンの配置が良くなかったりといった細かいところで躓くこともありました。

そのような中でも、こうして条件に合ったものを無事見つけられたのは良かったと思っています。

AC:今回のご経験から、これから開業する方に物件探しのアドバイスがありましたらお願いします。

美容クリニックの場合、今後どのメニューを伸ばしていくかによって、広さやレイアウトを考えるべきだと思います。オペをメインにするのであれば広い部屋が必要ですし、アートメイクの回転率を上げるのであれば部屋の数が重要になるでしょう。

例えば私たちのクリニックでいうと、壁の一部が可動式になっています。これはクリニックとして使用するときは個室にしておいて、スクールでは壁を取り払って広い空間を確保できるように考えたからです。並行してスクール事業をやっていくためには何が必要かを見越してこのように設計しておいたので、今も問題なく回すことができています。

広さやレイアウトは後からはなかなか変えられないので、前もって自分たちの使い方を具体的にイメージしておくようおすすめします。

質と専門性を高めることで価格競争を脱却

AC:最後に、今後のアートメイク業界の展望についてお聞かせいただけますか?

現状として価格が安いところと高いところに二分化されていますが、このうち安さを売りにするには価格競争で厳しい局面が続くのではないかと思います。そうなるとサービスの質も悪くなり、評判が下がって淘汰されるリスクは高まるでしょう。

今後は高い価格を維持しながら、それに見合ったサービスを提供することが求められます。元々高品質・高価格のクリニックでは何か得意とする技術を持っている場合が多いので、これからはそういった専門性を高めることが重要になるのではないでしょうか。

AC:御社の今後としては、クリニックの数を増やして拡大していく予定などはありますか?

東京や関東のエリアに関していうと、当面のところは新しいクリニックを開業する予定はありません。ただ関西については、今後の新しい展開を考える可能性はあると思っています。

現時点では、銀座と横浜のクリニックの運営に全力を注ぎ、確かな成果を積み上げていくことが最重要と考えています。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

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