開業支援実績

西堀レーザークリニック 東京院|ご契約者様インタビュー

※ 記事は2025年6月のものです。

クリニック紹介

西堀レーザークリニック 東京院

URL:https://nishihori-k.com/tokyo.html
理 事 長:西堀 公治 様
診療科目:形成外科・レーザー治療専門クリニック
所 在 地 :東京都中央区日本橋3丁目1-2 NTA日本橋ビル9階
竣工年月:1991年
対象面積: 54.79坪(181.12m²)

西堀形成外科グループは、名古屋を本拠点とし長年レーザー治療に向き合ってきたクリニックです。2025年5月には日本橋に新たな分院となる「西堀レーザークリニック 東京院」を開業します。今回は理事長の西堀公治様に、開業にあたって苦労されたことや、レーザー治療に対する想いについてお話を伺いました。

「ここでも治療を受けたい」の声に応える、東京での新たな一歩

アットクリニック(以下AC):ご開業おめでとうございます。
西堀先生は名古屋で様々な実績を積まれていましたが、今回東京での開業を決めた理由をお聞かせいただけますか?

関東から当院のレーザー治療の技術を求めて来院してくださる患者様がいらっしゃって、「東京でも治療が受けられたら」という声をお寄せいただきました。
その声に応えたいと思ったのが1番の理由です。

AC:関東から名古屋のクリニックに通院される方は多くいらっしゃるのでしょうか?

私も驚いたのですが、新幹線を利用して時間をかけて来院してくださる患者様は50人以上いらっしゃいます。

また、1回で終わる治療は全体の2割ほどで、ほとんどの方は複数回の通院が必要になります。そんな状況でも通院してくださる方の気持ちに応えたく、東京で開業しようと決めました。

AC:それだけ西堀先生の技術を求めている患者様がいらっしゃるということかと思います。
東京と名古屋で、違いを感じることはありますか?

名古屋はかつて“独特の文化を持っている”と言われることもありましたが、今は情報が均一化してきているので、大きな差は感じません。

ただ、美容レーザーに関しては東京ならではの文化があると思います。クリニックの数も多い分、やり方もさまざまで、それぞれの個性があります。
東京に来たからには、そういう文化も学びながら、名古屋の良さも伝えていければと思っています。

30年の積み重ねが導く、“迷わない”レーザー治療

AC:西堀レーザークリニックと他院との違いはどのようなところにあると思われますか?

皮膚レーザー治療は、教科書通りにやればある程度うまくいく、というものではありません。
私は30年間皮膚レーザー治療を行ってきたので、治療に関する知識や経験を豊富に持っています。
これまでに扱ってきた症例数を考えても、経験値の違いというところは大きいかと思います。

AC:レーザー治療で「あざ」を治せるドクターは少ないのでしょうか?

現在のところ、数はそれほど多くなく、増加もしていない状況です。
30年前のレーザー機器と現在のレーザー機器は違うので、取り扱いが難しくなってきているのが原因の1つでしょう。

そうでなくても、皮膚科医や形成外科医の間でもレーザー機器は取り扱いが難しいため、不安を抱かれる先生方もいらっしゃるのかもしれません。

そういった理由から、経験値豊富なドクターは少ないのではないかと思います。

AC:確かに、そう聞くと経験値という点は違いであり、強みとも言えますね。 西堀レーザークリニックは患者様の層も他の美容クリニックとは違うと伺っていますが、こちらについてはいかがでしょうか?

はい、当院は名古屋および東京において、お子さまを中心とした診療を行っているクリニックでございます。
美容目的でレーザー治療をご希望される方もいらっしゃいますが、基本的にはお子さまとその保護者の方が、安心して施術を受けていただけることを最も大切にしております。

ですから、東京で一般的な美容レーザー治療を利用する患者様とはニーズが異なると思います。

AC:ありがとうございます。レーザー治療に対してひとかたならぬ知見をお持ちの西堀先生ですが、治療に対してどのような信念をお持ちでいらっしゃいますか?

いかに“治せる治療”を提供できるか、ということを大切にしています。
特に小児の治療においては、赤ちゃんにあざがあることを保護者の方がどう感じるか、自分がその立場だったらどうしたいと思うかを常に考えながら、“自分の子どもを治療する”という気持ちで向き合っています。

AC:小児科の先生に通じるところがありますね。

小児科のシンポジウムに参加したとき、私もそう感じました。ですから、その点でも他の美容外科との違いだと思います。

この信念については私だけでなく当院で働く他の先生方とも共有しているので、患者様には安心してご来院いただけたらと思います。

家賃・設計・人材…それでも、東京でやる意味

AC:開業にあたってのご苦労はありましたか?

物件選定が1番苦労しました。
開業時期も決まっていましたし、ドクターやスタッフも確保できていたのですが、最も重要な物件が決まらず気を揉みました。

アットクリニックさんの担当の方にご協力いただいて、なんとか2つの物件を見つけることができました。
さらに全国から患者様が来院されることを見越して、アクセスのよい場所を探していたので、結果的に日本橋に開業を決めました。

AC:今回開業されたクリニックは居抜物件でしたが、居抜物件ならではのご苦労は何かございましたか?

前任の先生の設計図や空間の“気配”のようなものを感じ取りながら、自分のイメージを当てはめていくのが大変でした。
加えて、東京は家賃が高いので、それも考慮して机を小さくしたり、ベッドを短くしたりと、様々な調整も必要でした。

AC:スタッフは名古屋の方を採用されたのでしょうか?

いえ、スタッフは皆東京で現地採用しました。今は研修中ですが、マネージャーや本部に「人」を重視して採用していただいたので、とてもいいチームになりそうです。

AC:そうだったんですね。しかし、人件費の面では課題も多いのではないでしょうか?

おっしゃる通りです。医療点数がなかなか上がらないので、給与水準を大幅に上げるのが難しいところですが、相場に合わせて適正な形を考えていく必要があります。

準備で差がつく、“選ばれるクリニック”のつくり方

AC:今後、東京以外の地域への展開はお考えですか?

名古屋では患者様のニーズに応えて3院を展開しました。今回の東京院も患者様のニーズに合わせて開業を決めましたが、現時点で東京以外の分院展開は考えていません。

AC:地域に縛られず“必要とされる場所で医療を届けたい”という先生の姿勢が伝わってきました。
これから開業する先生方にアドバイスをお願いできますでしょうか。

紹介会社の方や関係者がどれだけ親身になってくれるかで、すべてが変わってきます。
私は今回物件選定の段階からアットクリニックさんに親身になって動いていただけたので、本当にありがたかったです。

ですから、信頼できる方をどう見つけるかがポイントだと思います。
これから開業を目指す方には、短い時間の中でもいかにコミュニケーションが取れるかというところを大事にしてほしいです。

また、開業時の初期費用は少ないほうが精神的にも楽ですから、将来の集患も見据えた物件選びも重要なポイントです。

そして、これもまた大事なことですが、「自分にしかできないこと」は何かを日頃から意識していただければと思います。いざクリニックを開業しようとなったときに、上手に表現できるようになれば、医療サービスに自分の付加価値を乗せた、社会貢献度の高いクリニックになっていくと思います。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

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