最先端デバイスで認知症を予防・改善
アットクリニック(以下AC):まずは、銀座リチャージクリニックの診療科について教えてください。
高様:当院は、認知症やパーキンソン病といった脳機能に関わる疾患や、自律神経が関与する心身の不調を対象としたクリニックです。科学的根拠に基づいて開発された最先端のデバイスやトリートメントを導入している点が大きな特徴です。
明確な診療科の表示はしておりませんが、あえて分類するならば「老年内科」「美容内科」「心療内科」に該当すると思います。
AC:開業に至った経緯をお聞かせください。
高様:私は横浜で約11年間、心療内科を開業していましたが、認知症を含む心身の不調に悩まれる方が増加する中、保険診療に限界を感じるようになりました。特に精神科や心療内科の分野では、医療機関を受診しやすくなっている一方で、治療意欲が高い患者様ばかりではありません。
行政上の手続きや会社提出用の診断書作成を目的に来院される方も少なくなく、私自身、福祉関連の書類作成に多くの時間を費やしていました。
こうした状況は心療内科に限りません。多くの医師が「医者の本分」とは異なる業務に労力を割かれているのが現状で、現在の制度では未来が描けないと感じるようになりました。

AC:患者様の診療に専念するため、自由診療を選んだのですね。
高様:認知症予防は社会的にも大きな課題であり、国としても予防医療に舵を切りつつあります。近年では、次世代型の医療デバイスによって物忘れなどの症状が著しく改善することが明らかになっています。
これらのデバイスを積極的に導入することで、効果的な予防ができ、衰えつつある脳機能の回復も期待できます。患者様の喜ぶ姿を間近に見ることができ、医師としてのやりがいを強く感じております。書類作成に追われるのではなく、医療の本質に向き合うことができております。
AC:実際に開業されてみて、いかがでしょうか?
高様:完全な自由診療体制のもと、検査や治療の選択において自由度が格段に向上しました。これはまさに私が望んでいたことであり、非常に満足しています。
ただ一方で、集患に向けた努力は必要だと感じています。保険診療であれば自然と患者様はきてくれますが、自由診療では新規患者様の獲得に向けて、相応のエネルギーと工夫が求められます。広告・広報活動に想像以上の時間を要する点は課題の一つです。

AC:物件探しでは、何を重視しましたか?
高様:やはり、立地です。遠方からも来院いただけるよう、聞きなじみのある地名で、場所のイメージがすぐに湧くことが重要だと考えていました。
アットクリニックさんから表参道の物件をご紹介いただき、内見もしました。「表参道」も認知度が高く、利便性にも優れている立地ですし、物件自体も魅力的でした。ただ、実際に周辺を歩いてみると、行き交う人々の年齢層が非常に若く、認知症予防のクリニックとしてのターゲット層とは異なっていると感じて、見送りました。
AC:最終的に「銀座」で開業された決め手は?
高様:三越の隣、地下鉄の出口からすぐの非常に優れた立地だったことに加え、ビルに入居している他のテナントの質のよさが決め手となりました。
クリニックという業態上、建物の持つイメージは非常に重要です。雑居ビルのような雰囲気では、患者様に安心感を持っていただくことが難しくなります。その点、ここ「銀座シルクビル」は入居されているテナントの雰囲気が非常によく、直感的に「ここしかない」と思いました。
AC:銀座での開業でインバウンドも意識されますか?
高様:当初より、海外の富裕層を対象とした医療インバウンドを視野に入れていました。英語対応可能なスタッフを揃え、ホームページもまもなく英語版・中国語版を公開予定です。
また、内装に「和」と「高級感」を取り入れるよう意識したのもインバウンドを意識してのことです。たとえば、カーテンは山形の工房に依頼して和紙素材で特注し、完成まで約4か月を要しました。また、脳波をモチーフにしたアート作品も、特定のアーティストに依頼し、クリニックのために描き下ろしていただきました。














































