クリニックを開業する際の物件の種類
物件の種類は「不動産購入」か「賃貸」の2パターンに分けられます。
不動産購入の場合は、内装・改装の自由度が高く、購入した物件が資産にもなる点が魅力です。賃貸の場合は、物件の購入などは不要のため式費用を抑えながら開業でき、事業拡大・縮小に柔軟に対応ます。
事業の性質や資金計画に合わせて選びましょう。
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No.1不動産購入
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No.2賃貸
不動産購入・賃貸のメリット・デメリット
01不動産購入
メリット
- 将来的に物件を所有でき長期的な資産形成ができる
- 適当な賃貸物件がない場所でも物件を探して開業可能
- 事業に合わせた内装や設備投資がしやすく、業務に合わせて自由な改装・リフォームが可能で最適な環境を整えられる
- 駐車場を確保しやすい
- 看板を大きく出せるため視認性が高い
デメリット
- 投資額が大きい
- 建物の維持管理や修繕の費用が発生する
- 簡単に閉院や移転できない
- 用途地域によっては薬局が建てられない
- 院外処方にしたくても近くに薬局がない可能性がある
- 固定資産税が土地・建物にも課税される
- 自分でメンテナンスする必要がある
- 都市計画税がかかる
02賃貸
メリット
- 不動産購入より初期投資額が少なくて済む
- 建設提供される可能性がある
- 撤退や移転が比較的安易にできる
- 共有部などの維持管理の手間がかからない
デメリット
- 契約期限後のことを考える必要がある
- 同じ建物内にどんな店舗が入るかわからない
- 自由に改修できない
- 自分の資産にできない
- 駐車場を作れないことがある
- 建物の高さによっては視認性が低い
- 共益費がかかる
クリニックを開業する際の3つの選択肢
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No.1保険診療の住宅立地
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No.2自費診療の
乗降客数の多い商業立地 -
No.3住宅立地に隣接する
大型ショッピングモール

01保険診療の住宅立地
圧倒的に出店数が多いのが保険診療の住宅立地で、ドクターの地元や現在所属している病院に由来する立地などを選択するドクターが非常に多く、私たちも東京・神奈川を中心に、住宅立地の不動産の仲介を多く手掛けています。店舗不動産・クリニックモールなど、幅広い選択肢から物件の提案をいたします。

02自費診療の乗降客数の多い商業立地
自費診療のタイプに多い、ターミナル駅をはじめとする商業立地での不動産の紹介ができるのが我々の特徴でもあり、オフィスビル・マンションの1階など、クリニック以外の用途として作られた不動産を、クリニックとして仲介しているのも私たちの強みです。
新宿駅・渋谷駅・銀座駅・東京駅・池袋駅・品川駅などの乗降客数の多い、遠方からの来客が期待される特殊な診療を行うドクターにとって、都心の商業立地の出店は非常に大切で、アットクリニックでは、医療向けとして募集を一般的には行っていないビルについても、過去の情報の蓄積と圧倒的な取引数により、多くの物件情報を開業予定者に提供をしています。

03住宅立地に隣接する大型ショッピングモール
大型ショッピングセンターについても我々は不動産の仲介という立場から、多くの不動産の情報を蓄積しています。全国の商業施設のクリニック募集区画についての紹介が可能で、基本的には公開を行っていない情報を開業予定者に提供します。大型商業施設ならではの集客力を活かしたクリニックへの集客が可能です。開業時の物件選びは、「クリニックの売上を安定的に継続することができる物件を選ぶこと」が重要です。
しかし、ドクターによっては「ゆかりのある場所・賃料・広さ」で開業物件を探してしまいます。物件は、一度決めた後では簡単に移転することができませんので、自身が考える経営期間の中で十分な集患が可能か、そのような視点で考える中で商業施設という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。アットクリニックでは全国の商業施設の情報を非公開で提供しています。公開できない情報が多いためで、直接のお問合せをお願いします。
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商業施設のクリニック区画を問い合わせするこの3つの、クリニックに関する不動産情報を生かしながら
ドクターに最善の開業をするお手伝いをしているのは、
クリニック特化型の不動産業者であるアットクリニックの強みです。