開業支援実績

OPTIMIZE CLINIC|ご契約者様インタビュー

※ 記事は2025年6月のものです。

クリニック紹介

OPTIMIZE CLINIC

URL:https://optimize-clinic.com/
院  長:藤川 寛人 様
診療科目:内科/消化器内科/外科/美容皮膚科
所 在 地 :神奈川県横浜市中区常盤町3丁目30‐1 SOLA CUBE横濱関内 2F
竣工年月:2020年4月
対象面積:72.94坪 (241.15㎡)

神奈川県横浜市、関内駅近くにあるOPTIMIZE CLINICは、消化器内科を中心に複数の診療科にワンストップで対応するクリニックです。2025年春新規開業に向け、物件探しや内装をサポートさせていただきました。記事では、開業の経緯や物件選定のポイント、内装のこだわりなどを紹介します。

栄養療法で、年齢を重ねても生き生きと暮らしてほしい

アットクリニック(以下AC):まずは、診療科目やコンセプトについて教えていただけますか?

保険診療分野でいうと消化器内科なので、日常の消化器症状に対してできるケアをしつつ、ただお薬を使わずとも対応できる症状に対しては「栄養療法」、いわゆる分析によるオーソモレキュラー療法というものを取り入れた治療を中心にやっていきます。

特に中高年に差し掛かっている方々に、「その後の 20 年、30 年の人生でも活力のある、生き生きとした生活をしていただきたい」というのが、開業のコンセプトです。ベースとなる自分の体に「いま、どれだけ栄養が不足しているのか」ということを、検査によって皆さんにちゃんと知っていただいたうえでサポートをし、健康に長生きできる豊かな生活を実現したいと考えています。

AC:コンセプトにも紐付くと思いますが、開業の経緯もお聞かせください。

医師免許を取得してから、消化器外科医として18年ほど総合病院に勤務してきましたが、特に消化器の手術をする患者さんは高齢の方が多い傾向にあります。その方たちの治療をしていくなかで、おそらく日々の食生活や運動習慣などでベースとなるお体がしっかりしている方は、どのような治療をされてもだいたいよい結果が見られます。

しかし一方で、栄養状態がよくない、筋肉量も少ないという方は、「最善」と思われる治療をやったにも関わらず、良好な結果が得られなかったという経験を多数してきましたので、内科的なアプローチでのアンチエイジングということを勉強し始めました。

患者さんのサポートをするとなると保険診療では実現できない部分も多いので、自分なりに理想的なクリニックを作って、栄養と運動が融合できるような治療環境を作り上げたいと思って、開業に至りました。

いままで勤めていた病院で、「次の春からこんなことをやるので」という挨拶を何人かの患者さんにしたときには、興味を持ってくださった方は意外と多かったですね。

AC:他院とは「ここが違う」という点はありますか?

栄養療法は本当に守備範囲が広く、皮膚科のクリニックで既に取り入れているところも多くあります。外用薬や内服薬では改善できないものは、栄養の観点から見直そうという動きも見られますが、自分はいままで消化器を専門で見てきたので、栄養が吸収される消化管を口からお尻までを診察できます。

「栄養障害」といっても、原因が消化器自体にあるという方もいるので、そういった点もケアしながらよりよい状態を目指せるのは、他院にはない強みだと思います。

「人が集まるチャンス」を見いだし、関内での開業を決意

AC:物件選定にあたって特に重視したポイントは何でしょうか?

立地がまず第一でしたね。僕がやりたい栄養療法は「完全に地域密着型のクリニック」ではなく、少し遠方からでも足を運んででも受けていただくような内容もあります。

関内はみなとみらいのすぐ隣という立地で、みなとみらいはどちらかというと買い物や遊びに行くイメージが強く、クリニックも確かにありますが物件の家賃も大きく上がります。その点、関内は一駅しか違わないものの、通勤で来る人も多い地域ですし、JRと地下鉄の両方が通っていて、いろいろな方が交錯する場所になってきています。

また、ここ数年で駅前開発も進んでおり、人が集まるチャンスが多いのではないかと考えました。

このあたりはクリニックが非常に多い地域ではありますが、保険診療から自費診療まで、いい意味で「間口が広いクリニック」になればよいです。1人でも多くの方に当院を知っていただき、気に入ったらいままで意識しなかった栄養療法の重要性にもだんだん気がつくのではないかなと思います。

院内には、そうした気づきにつながる仕掛けをいくつか置きたいとも考えています。

AC:はじめから、関内付近で考えられていましたか?

はい、考えていました。人が集まる横浜のなかでも、関内は横浜駅と同じくらいメジャーで行きやすい場所というイメージがありますが、みなとみらいほど地代が高くなりすぎないというところも「いいな」と思いました。

また、大きなビルテナントの一角は希望していませんでした。「何十階もあるビルの○階の、さらにその奥」のようなテナントではなく、割と地上から近くて、看板も出せるようなこぢんまりしたビルで、広いスペースを確保できる物件を探せるといいなというところで、マッチングしました。

さらに、横浜人にとって関内は横浜駅と同じくらいメジャーで行きやすい場所というイメージもあるので、「この地域の物件にしよう」と思いました。

カフェに来るような感覚で、気軽に足を運べる空間に

AC:開業するにあたって、一番大変だったことを教えてください。

ゼロからの開業だったので全部大変でしたが、アットクリニックさんのサポートもあって乗り切れた部分も多くあります。昨年5月頃にご相談して、物件が決まるまでに半年ほどの時間を要しました。

その後も、業態的にただの消化器内科クリニックとは異なるので、「消化器内科クリニックをやります」というだけなら「これを揃えましょう」で済みますが、それだけではなかったのでコンセプトを理解して頂くのにも時間がかかりました。職員もいま少しずつ理解してきているところなので、各企業とのやり取りを全部1人でしなければいけなかったのが特に大変でしたね。

AC:時間をかけて選ばれた物件ですが、内装へのこだわりはありますか?

クリニックといいつつも、「健康をサポートするサロン」という感じにしたいと考えていました。「敷居が高い」「来づらい」「緊張してしまう」といったような場所になるのは避けたかったので、日常生活の一部としてカフェに行くような感覚で来られるようにしたいという思いが強かったです。

そこで、内装は気軽に足を運べて「ここから帰りたくない」と思っていただけるような空間にしたいと思いました。多くのクリニックは、来院した時点で「これから診察される」という緊張感がありますよね。そういう雰囲気にしたくなかったので、コンセントを設置したり、自分の前に人がいない椅子の並びにしたりしました。今後は、デトックス効果が期待できるハーブティーも置こうと思っています。

幅広いニーズに対応できるクリニックを目指して

AC:これから開業する方へのアドバイスをお願いします。

僕はスタートの時点でアットクリニックさんにいろいろと手伝ってもらって助かったので、人にもよるでしょうがコンサルのようなものはあった方が良いなと思いました。また、スタッフは全員、以前から知っている方を採用したことで、知らない方をゼロベースで採用したり、関係性を構築したりする大変さは軽減されていると感じています。もしスタッフ採用で悩む場合は、知っている方たちとスタートした方がよいということをアドバイスしたいですね。

AC:今後の展望をお聞かせください。

「栄養療法」をはじめとした診療にどれだけのニーズがあるかという点に不安はありますが、1回来院して気に入ってくだされば、また来ていただけるだろうという自信はあります。

「お腹が痛い」「吐き気が続く」など、ちょっとした内科や消化器の症状でクリニックを探して当院を見つけてくださった方が、保険診療で受診されても「また来よう」と思ってくださる空間を実現できたと思っています。そういった方はもちろん、「自費診療で自分の体に投資する」という方の期待にも応えて、多くの方の意識が変わっていくよう尽力したいと思います。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました

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