クリニック開業を支援した
ドクターのインタビュー

ひなたこどもクリニック

※ 記事は2026年4月のものです。

ひなたこどもクリニック 栁下康博院長とアットクリニック担当者

クリニック紹介

ひなたこどもクリニック

ひなたこどもクリニック 受付

URL:https://hinata-kodomo-clinic.jp/
院  長:栁下 康博 様
診療科目:小児科/アレルギー科
所 在 地 :東京都調布市深大寺東町2-23-5 深大寺メディカルビル 203
竣工年月:平成18年8月
対象面積:27.36坪(90.43㎡)

東京都調布市の深大寺エリアに開院した「ひなたこどもクリニック」は、小児科・アレルギー科を専門とするクリニックです。深大寺の森に暮らす動物たちをモチーフにした温かみのある院内デザインと、感染対策にこだわった動線設計が特長です。院長の柳下康博先生に、開業の経緯や物件選び、内装のこだわり、そして今後の展望についてお話を伺いました。

アットクリニック受託業務:物件仲介

子どもの成長を見守り続ける、地域の小児科医

アットクリニック(以下AC):まずは、診療科目について教えてください。

柳下先生:診療科目は小児科とアレルギー科です。小児科専門のクリニックとして、年齢に応じてなんでも診る「こどもの何でも屋」でありたいと思っています。特に力を入れたいのは小児アレルギーの分野です。

AC:アレルギー科に力を入れている理由を教えてください。

柳下先生:後期研修で小児科に携わっていた頃、外来ではアレルギーに関する相談を受ける機会が非常に多くありました。深刻に悩まれている親御さんから、少し気になる程度のご相談まで内容はさまざまでしたが、当時の私は十分に応えられる知識や経験がありませんでした。

その経験から、地域のかかりつけ小児科医にとってアレルギーの知識は不可欠だと実感し、本格的に学び始めるようになりました。

ひなたこどもクリニック 栁下康博院長

かかりつけ医への憧れから、開業を決意

AC:開業を検討されてから決定に至るまでの経緯をお聞かせください。

柳下先生:杏林大学医学部小児科学教室に所属し、医局の派遣で病院やクリニックで診療を続けてきました。ただ、異動のたびに通ってくれていたお子さんと別れなければならないことに寂しさを感じていました。

その経験から、同じ場所で子どもたちの成長を長く見守れる開業医に魅力を感じるようになりました。特に、アルバイト先の開業医の先生が、長年にわたり親御さんと信頼関係を築いている姿を見て、その思いはより強くなりました。

その後、子どもを授かり、小児科専門医を取得したタイミングで開業の準備を始めました。

ひなたこどもクリニック 栁下康博院長
ひなたこどもクリニック 院内の様子

多摩への思いが導いた物件選び

AC:深大寺エリアを選ばれた理由を教えてください。

柳下先生:調布で生まれ育ち、小・中学校を地元で過ごし、高校は武蔵野市、大学は三鷹市と、これまでずっと東京都の多摩エリアで暮らしてきました。所属していた杏林大学の医局も多摩地域の医療を支える体制だったため、開業するならこの思い入れのある土地で、という気持ちは自然と固まりました。

その後、アットクリニックの齋藤さんと多くの物件を見ていく中で、深大寺の物件をご紹介いただき、特に魅力を感じました。

AC:物件選びで譲れなかったポイントはありますか?

柳下先生:重視したのは、「子育て世代の親御さんが通いやすいこと」と「無理のない賃料」の2点です。特に、バリアフリーであることや、自転車・ベビーカーで通院しやすい環境を意識しました。

小児科は必ずしも駅近である必要はないと考えていたため、駅から多少距離があっても、その分賃料を抑えつつ、バス停が目の前にある、駐輪場が充実している、駐車場が120台あるなど、別の形で通いやすさを確保できる物件を選びました。

ひなたこどもクリニック バス停が目の前にある

深大寺の森に動物たちが暮らすクリニック

AC:内装のこだわりやお気に入りのポイントを教えてください。

柳下先生:特にこだわったのは感染対策です。感染症の患者さんと、それ以外の患者さんの動線を分けるように設計しました。

また、感染症用の隔離室は3部屋設け、「うさぎ部屋(桃色)」「きつね部屋(黄色)」「しろくま部屋(青色)」と、それぞれにテーマカラーと動物を設定しています。色と動物で区別することで、患者さんへの案内が分かりやすく、スタッフにとっても管理しやすい環境になりました。見た目も親しみやすい空間に仕上がっています。 院内全体のコンセプトは、「深大寺の森に暮らす動物たちが子どもたちを迎える」ことです。診察室は犬と緑、処置室は猫とオレンジといったように、各スペースに動物とカラーを取り入れ、お子さまが安心して楽しく過ごせる空間づくりを意識しました。

ひなたこどもクリニック 院内の様子
ひなたこどもクリニック 院内の様子
ひなたこどもクリニック 院内の様子
ひなたこどもクリニック 院内の様子
ひなたこどもクリニック 院内の様子

怒涛の3ヶ月を周囲の支えで乗り越えて

AC:開業にあたって一番大変だったことは何ですか?

柳下先生:物件を決めてからの3ヶ月間が本当に大変でした。決めなければならないことが山のようにあり、提出書類の準備にも追われる日々でした。物件の契約当日には、アットクリニックの齋藤さんに徳洲会病院まで書類を取りに来ていただくという場面もあり、あのサポートがなければ契約が間に合わなかったかもしれません。一生忘れられない出来事です。

AC:どのようにして乗り越えましたか?

柳下先生:周囲の助けに尽きます。アットクリニックさんをはじめ、たくさんの方々にサポートしていただいたおかげで、なんとか開業にたどり着くことができました。

ひなたこどもクリニック 栁下康博院長

20年後も30年後も、この場所で

AC:今後の展望についてお聞かせください。

柳下先生:「子どもの笑顔を守り、毎日を楽しむ」を基本理念に掲げています。若いうちに開業したことを強みに、長く地域に寄り添う医療を提供し、子どもたちの成長を見守りたいと考えています。そして将来、その子どもたちが自分の子どもを連れて訪れてくれるような、世代をつなぐクリニックであり続けたいです。

ひなたこどもクリニック 院内の様子
ひなたこどもクリニック 院内の様子

AC:これから開業される方へアドバイスをお願いします。

柳下先生:医局の先輩方からは「場所選びが一番大切」と教わりました。私はアットクリニックさんのお力添えで、理想的な物件に出会うことができました。物件探しは開業準備の中でも特に重要なプロセスですので、信頼できるパートナーに相談することをおすすめします。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

ひなたこどもクリニック 院内の様子

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