クリニック開業を支援した
ドクターのインタビュー

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック

※ 記事は2026年5月のものです。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 松岡愛菜院長とアットクリニック担当者

クリニック紹介

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 受付

URL:https://www.mamoribi-clinic.com/
院  長:松岡 愛菜 様
診療科目:内視鏡内科/消化器内科/内科/肛門内科
所 在 地 :東京都中央区日本橋3-11-2 Hi-gs日本橋 3F
竣工年月:2025年06月
対象面積:約93坪(309.99㎡)

東京駅八重洲口・日本橋エリアにオープンした「東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック」は、消化器内科・内視鏡診療を専門とするクリニックです。ターミナル駅からの利便性に加え、93坪の広さを活かした個室型リカバリールームや下剤服用スペースなど、プライバシーに徹底配慮した空間設計が特長です。院長の松岡先生に、開業の経緯や物件選び、内装のこだわり、そして開業準備の苦労についてお話を伺いました。

アットクリニック受託業務:物件仲介

消化器・内視鏡を軸に、内科全般を幅広く診療

アットクリニック(以下AC):まず、診療内容からお聞かせください。

松岡先生:消化器内科、内視鏡内科、肛門内科、そして一般内科を診療していく予定です。内視鏡を軸にしながら、お腹のお悩みに幅広く対応していきたいと思っています。

AC:開業を迎えて、率直なお気持ちをお聞かせください。

松岡先生:今は、とにかく忙しいというのが一番です。システムを整えたり、内装の細かい部分を仕上げたり、本当にギリギリのスケジュールで進めていて、毎日バタバタしています。

開業を迎える期待や不安というよりも、「間に合うのか」という思いが大きかったです。良い医療を提供していくためにも、現在はその基盤となる体制整備に注力している段階です。

AC:実際に準備を進める中で、想定外だったことはありますか。

松岡先生:細かい点にはなりますが、想定以上に時間がかかることが多かったです。例えば、すぐに準備できると思っていた薬の手配に時間を要したり、予約時に必要な同意書や問診票の作成・修正にも手間がかかりました。

また、複数のデジタル系のシステムを導入しているため、それぞれ操作や修正方法が異なり、対応に時間を要しています。初めての経験ということもあり、全体的に想像以上に工数がかかっていると感じています。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 松岡愛菜院長
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 松岡愛菜院長

不動産を軸に据えた物件選びでアットクリニックへ

AC:アットクリニックにお問い合わせいただいた経緯を教えてください。

松岡先生:ホームページで「クリニック開業 物件」といったキーワードで検索し、御社を知ったのがきっかけです。お問い合わせ前には、医療モールを手がける会社や、電子カルテを中心としたサービス会社など、複数の企業に相談していました。

その中で、開業を進めるうえでは「どこで開業するか」が最も重要だと感じました。物件によって医療機器の設置可否が変わるほか、周辺の患者層にも大きく影響するためです。

他社では、特定の物件を前提とした提案や、サービス提供が中心で不動産の提案が限定的なケースもありました。そうした中で、不動産を軸に幅広く物件を検討できる点に魅力を感じ、アットクリニックにお願いすることを決めました。

ターミナル駅×個室空間でプライバシーを最大限に配慮

AC:物件選定にあたって、最も重視されたポイントは何でしょうか。

松岡先生:やはり一番は立地です。働く世代の忙しい方が受診できるクリニックにしたいという思いがあったので、働く世代が多い都心、ターミナル駅で探していました。

加えて、内視鏡を実施するためにはある程度の広さが必要なので、利便性が高くて広さも確保できる物件を中心に探していました。駅からの距離は厳密に決めていたわけではないのですが、徒歩5分以内であれば十分かなと考えていました。

AC:今回の物件は交差点の角地ですが、視認性などにこだわりはございましたか。

松岡先生:大通り沿いが一番いいとは思いますが、今はインターネットで先に情報を取ってから来院される方が多いと思うので、必ずしも大通り沿いでなくても問題ないと考えていました。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子

AC:今回93坪という広さですが、内装でこだわったポイントを教えてください。

松岡先生:なるべく個室空間が作れるようにこだわりました。ある程度の広さを確保できたので、例えば内視鏡検査後に休んでいただくリカバリールームは、通常はカーテンで隣の患者さんと仕切るところが多いのですが、あえて壁で仕切る形にしました。プライバシーを守り、自分だけの空間を感じていただけるようにしています。

下剤を飲んでいただくスペースも、なるべく他の方の目に触れないような形で、ご自身だけの空間として過ごせるよう工夫しました。

ただその分、広いからこそお部屋もたくさんあって、手を加えなければいけないところが多く、内装の準備はかなり大変だなと感じています。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子

経営者として直面する新たな視点と覚悟

AC:今後、医師だけでなく経営者という立場にもなられます。経営者としての不安事項はありますか。

松岡先生:今までと大きく違うのは、やはり利益を意識しなければならない点です。なるべく良いサービスを提供したいと思いながらも、クリニックが潰れないようお金のことも計算していかなければいけません。備品を揃える際にも、コスト面をかなり意識するようになりました。

また、これまでは一社員として働いてきたのが、これからは雇う立場になります。従業員の方々が安心して働ける環境をつくるという、今までとは違った視点が必要になるので、日々苦労しているところです。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 松岡愛菜院長

AC:機器の選定で拘られたポイントはありますか。

松岡先生:ポイントは二つあります。一つは、私のこれまでの勤務先で使い慣れていることです。もう一つは、病変を見つけるサポートをしてくれるAI技術が優秀な点などを考えて選定いたしました。クリニックで一人で内視鏡検査を行っていくうえで、こうしたサポートのあることが、見逃しを防ぐという意味でも安心だと考えて選びました。

AC:資金面の準備で苦労された点はありますか。

松岡先生:融資は民間の銀行さんをメインにお借りしました。事業計画書を作るのが初めてだったので、どのくらいの患者さんが来たらどのくらいの利益が出るのかを細かく計算し、納得していただける内容にまとめるのは大変でした。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
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東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子

餅は餅屋――専門家とのリレーションが成功の鍵

AC:これから開業を目指す方へのアドバイスをお願いします。

松岡先生:開業準備はやらなければいけないことが本当にたくさんあるので、すべて自分でやらなければと考えないことが大切だと思います。「餅は餅屋」というか、不動産であれば御社のように、それぞれ専門の知見をお持ちの方にお願いするのが一番です。

知見を持った方は様々な分野にいらっしゃるので、いかにそうした方々とリレーションを築き、自分の代わりにうまく動いてもらえる人を見つけられるかがとても重要だと感じています。準備するに越したことはない、というのが正直な実感ですね。

AC:最後に、地域の皆様へメッセージをお願いいたします。

松岡先生:私たちは、お腹の健康を通して、皆様が毎日を元気に過ごせるようサポートしていきたいと考えています。

内視鏡検査というと、「痛そう」「怖い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、当院では鎮静剤を使って眠っている間に楽に検査を受けていただけるよう工夫していますし、女性医師として細やかな配慮も心がけてまいります。

お腹のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 松岡愛菜院長
東京八重洲まもりび消化内科・内視鏡クリニック 院内の様子

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