クリニック開業を支援した
ドクターのインタビュー

茗荷谷こころのクリニック

※ 記事は2026年8月のものです。

茗荷谷こころのクリニック 大山瑞季院長とアットクリニック担当者

クリニック紹介

茗荷谷こころのクリニック

茗荷谷こころのクリニック 受付

URL:https://myogadani-mental.jp/
院  長:大山 瑞季 様
診療科目:精神科/心療内科/睡眠障害内科
所 在 地 :東京都文京区小石川5丁目5-6 羽鳥ビル7階
竣工年月:1972年9月
対象面積:23.09坪(76.20㎡)

文京区小石川の茗荷谷駅前に開院した「茗荷谷こころのクリニック」は、精神科・心療内科・睡眠障害内科を専門とするクリニックです。学生街・文教エリアに位置する特性を生かし、近隣大学の学生から、日中の通院が難しい働く世代まで、幅広い患者層のメンタルヘルス支援に取り組んでいます。 院長の大山先生に、開業の経緯や思い、内装のこだわり、そして今後の展望についてお話を伺いました。

アットクリニック受託業務:物件仲介

学生街に根ざす、相談しやすいクリニック

アットクリニック(以下AC):今回ご開業される診療科目を教えてください。

大山先生:診療科目は、精神科・心療内科・睡眠障害内科です。

AC:睡眠障害内科は、直近で標榜が可能になった診療科目かと思います。

大山先生:その通りです。睡眠時無呼吸症候群の検査を院内および在宅で実施し、あわせて治療も行っているので、そうした内容を標榜いたしました。

AC:今回ご開業されるクリニックの強み、特徴についてお聞かせください。

大山先生:当院の特徴としては、茗荷谷が学生街であり、また働く方の多いエリアであることが挙げられます。駅前という立地からアクセスのしやすさに加え、私自身が近隣の大学の学生相談室でも勤務しており、大学生や社会人の方にとって相談しやすいクリニックを目指しています。また、学生の方は長期休暇に帰省されるケースが多く、働いている方は日中の通院が難しいことも少なくありません。そこで、オンライン診療の日も設け、通院が途切れないよう配慮しています。

茗荷谷こころのクリニック 大山瑞季院長

父からのバトンと、娘の小学校入学。人生の転機に決断したクリニック開業

AC:8月1日のご開業を目前に控え、率直なご感想をお聞かせください。

大山先生:非常に慌ただしい日々を送っています。現在は職員研修を進めているところですが、研修を重ねる中でスタッフとのコミュニケーションも取れるようになり、安心した部分がある一方で、患者様にしっかりお越しいただけるかという不安もあります。

AC:今回のご開業を検討されるに至った経緯をお聞かせください。

大山先生:きっかけは、埼玉県越谷市で小児科・小児外科のクリニックを営んでいた父が、そのクリニックを閉院することになったことです。父から開業を勧められたことに加え、娘が小学校に上がるタイミングでもあり、それまでの働き方を見直す必要がありました。父のクリニックの閉院と、私自身の家庭環境の変化が重なったことが、今回の開業の決め手となりました。

馴染みの土地に導かれた理想の物件

AC:物件選定にあたって重視されたポイント、譲れなかった条件はございますか。

大山先生:最も重視したのは、土地勘があるエリアであることです。文京区本郷で長く育ちましたので、水道橋や春日周辺も検討いたしましたが、なかなかご縁がありませんでした。茗荷谷は物件が出にくいエリアと伺っておりましたが、アットクリニック様よりご紹介いただき、様々なご配慮のもと、こちらの物件に決定いたしました。

AC:この物件を初めて内見された際の印象を教えてください。

大山先生:内見の際は、駅前であることを改めて実感いたしました。駅が見え、大通りにも面しており、以前からよく前を通っていた物件でしたので、実際の広さや雰囲気を確認できたことは非常に参考になりました。

AC:数ある物件の中で、この物件に決められた決め手は何でしょうか。

大山先生:馴染みのあるエリアであることに加え、勤務先の大学から近く、駅前で通いやすい立地であることが大きな決め手となりました。

茗荷谷こころのクリニック 院内の様子
茗荷谷こころのクリニック 院内の様子

安心して迎えるための開院準備と体制づくり

AC:この数か月、準備を進めてこられたかと思いますが、特に苦労された点はございますか。

大山先生:医療機器の選定やホームページ制作など、開院に向けた準備は多岐にわたり、非常に慌ただしい日々でした。内装については、以前から信頼している建築家の方に依頼しており、私の好みも理解していただいていたため、大きなストレスはありませんでした。その中でも特に苦労したのが、採用に関する準備や調整です。

AC:採用はウェブでの募集を中心に進められたのでしょうか。

大山先生:採用については、ウェブ上で募集を行ったところ、多くの方からご応募をいただきました。選考は慎重に進めましたが、開院に向けて必要な人員体制を整えるまでには、条件面の調整も含めて苦労しました。

茗荷谷こころのクリニック 大山瑞季院長

来院するだけで心が和らぐ、 癒しの空間づくり

AC:内装のデザインコンセプトについてお聞かせください。

大山先生:精神科という診療科目の特性上、建築家の方には『来院するだけで心が癒されるような内装にしたい』とお伝えしました。私自身、喫茶店やホテルのロビーのような、居心地の良い空間を好んでおり、そうした雰囲気を意識しています。結果として、ホテルのロビーを思わせる仕上がりになったと感じています。待ち時間の長さが患者様の負担にならないよう、空間づくりにも配慮しました。

茗荷谷こころのクリニック 院内の様子
茗荷谷こころのクリニック 院内の様子

AC:内装で特にこだわられた部分、お気に入りの箇所を教えてください。

大山先生:曲線を描く診察室やカウンセリング室は、建築家の方が特にこだわりたいとおっしゃった部分で、丁寧に仕上げていただきました。また、内装全体はベージュを基調とした落ち着いた色合いにするようお願いしました。受付カウンターも造作で製作いただき、重厚感のある仕上がりとなっており、来院時に最初に目に入る場所として大変気に入っています。クリニックのロゴについても、素晴らしいデザインを制作いただきました。

茗荷谷こころのクリニック 院内の様子
茗荷谷こころのクリニック 院内の様子
茗荷谷こころのクリニック 院内の様子

地域に信頼される『かかりつけ』を目指して

AC:この地域に対する印象と、今後の地域医療への貢献についてのお考えをお聞かせください。

大山先生:茗荷谷は文教エリアであり、大学をはじめ小中学校も多く、教育熱心な方が多い地域だと感じています。対象は高校生以上としていますが、教育熱心な地域であるからこそ生じる不登校などの問題にも向き合う必要があると考えています。また、働き盛りの世代が多いエリアでもあるので、睡眠障害や職場での適応障害といった課題にも重点的に対応していきたと考えています。

AC:3年後、5年後、どのようなクリニックを目指されますか。

大山先生:地域に貢献できるクリニックでありたいと考えています。これまで地域医療を中心に診療を行ってきたので、地域の皆様から信頼され、お困りの際には『茗荷谷こころのクリニックに相談してみよう』と思っていただけるような存在を目指しています。

茗荷谷こころのクリニック 大山瑞季院長

AC:これから開業される方へ、アドバイスをお願いいたします。

大山先生:開院準備の中で最も時間がかかり、苦労したのは物件選びでした。契約直前まで進んだものの、最終的に話が流れてしまった物件もあり、物件探しの難しさを実感しました。

その経験からも、クリニック開業では信頼できる不動産会社に相談することが非常に重要だと感じています。特にクリニックに特化した会社であれば、消防や保健所に関する規定にも詳しく、安心して準備を進めることができます。

また、給排水の位置や、部屋を区切る際の空調の配置など、医療機関ならではの確認事項も多くあります。こうした点を踏まえても、信頼できるパートナーに依頼することが、開業準備をスムーズに進めるうえで欠かせないと感じました。

今回、アットクリニック様にご依頼したことで、準備を円滑に進めることができました。ご担当いただいた齋藤様には、心より感謝しています。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

茗荷谷こころのクリニック 大山瑞季院長とアットクリニック担当者

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